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キーマンに聞く

マルチブランドの運営力【ホテルマネージメントジャパン 代表取締役 荒木潤一氏】

マルチブランドの運営力【ホテルマネージメントジャパン 代表取締役 荒木潤一氏】

業務をエリア毎に集約
――昨年1年を振り返ってみて。 荒木「当社も一時は運営する18ホテルのうち14ホテルを臨時休業するなどしました。ただ、足元の苦境に対応するだけでなく、将来の成長を見据えた組織のブラッシュアップも同時に進めてきました。旅行や外出が難しい状況が解消されれば、宿泊業も復活すると信じています。その時に私たちが優位性をもってホテル事業を推進できるよう、足場固めに力を注いでいます。」
荒木「昨年5月から、運営ホテルを関東・関西・沖縄の3エリアで編成し、マーケティングや予約管理、経理などの業務をエリアごとに集約しています。秋にはいったん体制が整い、現在は再調整を進め、この春に本格的に動き出せる見通しです。情報がホテル個別にとどまるのではなく、エリア内で適切に集約・共有されることで、セールスやリスク回避の面においてより柔軟な対応が取りやすくなります。収益性や効率性の向上、スタッフ間の情報交流の促進なども期待できます。また、各ホテルの商品力を高めるための取り組みにも着手します。各ホテルの魅力を展開していくための企画や施策を検討するプロジェクトとなります。この1年で私たちのマーケティング戦略は大きな見直しを迫られました。2019年まではインバウンド市場が急拡大していましたが、昨年はこれが一気に蒸発し、国内旅行についても不安定な状況がいまだに続いています。ただ、いかなるターゲットにおいても、利用客が求めているものは何か?が常に問われています。その問いに応え、ホテルの魅力を商品・サービスとして展開するための力を強化します。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)