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【TOPインタビュー】特色あるメニュー開発に着手(ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役社長 杉元崇将氏)

【TOPインタビュー】特色あるメニュー開発に着手(ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役社長 杉元崇将氏)

 ポジティブドリームパーソンズ(東京都渋谷区)は今年、ホテル内に新たに5店舗のレストラン出店が決定している。ホテルの朝食を賄うほか、ランチ・ディナーにおいても外部からの顧客をしっかりと獲得。さらに土日に関しては、婚礼系パーティなどを受注することで、レストラン収益を確保している。ウエディングとのシナジーを生み出す運営力が、ホテル内レストランのオペレーターとしての評価を高め、出店の誘致が舞い込んでいる。さらに昨年には、表参道にドレスショップをオープン。もともと内製化には否定的であった杉元崇将社長は、なぜ自社のドレスブランドを立ち上げたのか。そこにあるのは、業界内で昨今課題となっている、持込みに対するブライダル企業としての一つの答えがある。

――ホテル内レストランの運営オペレーターとしての実績が評価され、今年は₅ 店舗の出店が決まっているそうですが。
杉元「₂ 月には銀座のホテルのレストラン運営を、これまでの事業者から引き継ぐ形でスタートします。それ以外にも、都内のベイエリアや、埼玉、大阪での出店が決定しています。2020年以降のホテルの市況については、素泊まりが増えると予測しています。実際に銀座や京都など建設ラッシュが続く地域のホテル内レストランは、素晴らしい店が周りにある中で、わざわざそこで食べようとは思わないため苦戦しているところも多い。当社としては、朝食を喫食してもらう目的だけのレストランではなく、ランチとディナーでもしっかりと勝負していく。平日は団体パーティに対応し、週末であればウエディングパーティなども展開する。それがブライダルビジネスを展開している強みでもあります。そのため出店するホテル内レストランに関しても、ウエディングができるキャパはもちろん、景色などのロケーションについてもセグメントを絞っています。」 
――ウエディングパーティを受注できるような雰囲気のレストランであれば、ディナーでも使おうとなります。パーティ受注については、どの程度の数を見越していますか。
杉元「レム六本木内に展開しているレストランの例を見てみると、日韓関係の問題によって、宿泊の朝食喫食は落ち込みました。一方、1.5次会、₂ 次会といったウエディングパーティの利用が、年間50件に達しています。これは六本木エリアの特性も背景にあります。レストランはたくさんある一方、ウエディングパーティを獲得できるようなキャパのある店は意外に少ない。六本木ミッドタウン側の日曜は集客も厳しいため、基本は定休日にしていますが、そこでウエディング系パーティを獲得できているのは大きいわけです。一組あたり50万円~100万円の売り上げになりますから。ウエディングのようにハイリスクハイリターンではありませんが、ミドルリスクミドルリターンで経営も安定化します。ウエディングのマーケットと、レストランのマーケットの間を縫っていくというイメージですね。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、新春特大号)