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【TOPインタビュー】本社にアジア事業部を設立(グッドラック・コーポ―レーション 代表取締役社長 堀田和宣氏)

【TOPインタビュー】本社にアジア事業部を設立(グッドラック・コーポ―レーション 代表取締役社長 堀田和宣氏)

 昨年は中国の北京・上海にセールスオフィスを構え、さらにプーケットに東アジアのみで販売するリゾート施設もオープンしたグッドラック・コーポレーション(東京都品川区)。本社内にアジア事業部も設立し、アジアマーケットのリゾートウエディング拡大の体制を整えている。代表取締役の堀田和宣氏は、同社が掲げるコンセプト【世界中を幸せに】を具現化するために、今年も世界を見据えた展開を進めていく。世界~世界という新たなリゾートウエディングのスタイルを描く、その動きには注目が集まる。

――2020年3 月期の第2 四半期決算によると、国内マーケット(日本人のリゾートウエディング)の施行組数が減少との発表です。とは言え、夏からタレントの吉岡里帆を起用したキャンペーンを開始するなど、積極的なプロモーションを展開しています。その影響は。
堀田「2018年の受注が苦戦したため、上半期の施行数が減少しました。それを受けて、2019年は攻めた一年でもあります。以前から、もっと多くの人にアールイズ・ウエディングを知ってもらえる方法がないかと考えていましたが、そのために大きなプロモーションを仕掛けていこうと。それが吉岡里帆さんを起用したキャンペーンです。ブライダル業界の運営会社として、今までどこもやっていなかったことをやりたいとの考えもあって、一般的にも知名度の高いタレントを起用しました。1 年契約のため、来年の夏まで継続中ですが、集客数も伸び、WEBが見られる機会も増えたことで、昨年の受注は挽回しています。テレビCMに関しては当初はそれほど考えていなかったのですが、せっかく有名なタレントを起用するのであればと制作。とは言え、テレビというよりもネット上でどう見せるかが大切であり、ユーチューブ、インスタなどを中心に展開しています。今回初めての試みだったため、商戦に応じて今後もうまく対応していきます。」
――CMのテーマは「愛するみんなと行く。」。友人知人たちと楽しむ花嫁の姿が印象的なプロモーションでした。リゾートウエディングは、2 人だけまたは親族程度というイメージもありますが、それだけじゃない魅力も提供しています。
堀田「確かにリゾートウエディングは比較的少人数も多いのですが、裏を返せば少人数だからこそゲストには大切な人しかいないわけです。関係が濃くなければ、わざわざハワイまで費用をかけて行きませんから。それは当社のコンセプトでもあり、そうした思いを今回のキャンペーンで明文化しました。実際にハワイウエディングの平均人数は、10名~12名。それを考えても親族だけでなく、多くの場合は友人も何人か含まれています。リゾートウエディングは家族だけ、2 人だけではなく、大事な人を呼んで濃い時間を過ごすものであることをきちんと伝えていく。昨年11月には3 会場のリニューアルを発表しましたが、ベースとなるコンセプトは一緒です。」
――リニューアルによって、ガーデンウエディング対応も進めていきます。
堀田「2 人だけではなく、ゲストも含めていかに楽しんでもらえるか。写真映えを意識した作りもそのひとつで、CMでもPRした部分です、また、みんなでどんな時間を過ごしてもらえるかを大事にするために、実際に顧客の声からやりたいことをピックアップ。それを叶えられるリニューアルを重視しました。その一つがガーデンウエディングです。これまで当社の施設では対応していなかったのですが、挙式はガーデンでしたいという声も多かったため、新たに作りました。また、グアムのハイアットは、パーティ会場が弱点でもありました。そこで海辺の会場を新設。ロケーションのいい場所で過ごしてもらう時間を提案していきます。こうしたリニューアルは、今年も順次進めていく方針です。」
堀田「大事な人と濃い時間を過ごすという点では、挙式の時だけでなく、現地に着いてから帰るまでも含めて重要。昨年8月からは、“大切な人たちといく特別な旅”を演出、サポートするため、旅行サービスを全国無料相談カウンターで一貫して提供する【アールイズ・トラベル】のサービスを開始しました。ウエディングプランナーとトラベルプランナーの2 人が、カップル、ゲストの最高の思い出づくりをサポートしていきます。リゾートウエディングの旅行は、普通の旅行とは違います。ハワイに行ってアラモアナセンターでショッピングをしたい気持ちは分かりますが、ウエディングの旅行だからこそ、両家で食事に行く、お父さん同士でゴルフに行く方が大切。こうした部分も対応していきます。」
――昨年は、新宿、広島、名古屋、銀座の₄ヵ所にサロンをオープンしました。
堀田「サロンは直営店というイメージも強かったわけですが、今後は旅行代理店経由のカップルにもどんどん活用してもらいたいですね。新しいサロンの展開によってせっかく利便性も高まっているため、これまで衣裳を見に来る程度だった顧客に、素敵なアルバムや現地での過ごし方などを提案。アールイズに申し込んだ全ての人にとって、準備期間であってもいい経験ができる場所にしていきたいという考えです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、新春特大号)