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《違いを生み出す広告写真の世界》#連載10 定期的なキーワード分析でエリアの動き把握【Do 代表取締役社長 遠藤正人氏】

《違いを生み出す広告写真の世界》#連載10 定期的なキーワード分析でエリアの動き把握【Do 代表取締役社長 遠藤正人氏】

ブライダル業界全体のテーマとして、直近のマイナスをいかに少なくしていくかがあります。最近では減少してしまった年内の売上をどう作っていくのかという視点から、フォトウエディングをスタートするところも増えています。直近を考えつつも、同時に正常化した来年、再来年を見据えていくことも大切です。

フォトウエディング獲得のためには、フォトブースを用意するのはマスト。最近では1日で施工できるリニューアルサービスも登場し、それほど工賃をかけずにフォトジェニックなスペースを作ることが可能になっています。廊下やラウンジ、ロビーをデコレーションして、施設内にチャペル、バンケットを含めて7ヵ所程度のフォトスポットを用意すれば、フォトウエディングも十分に商品化できます。平日はフォトだけを対応するのも、1つの方法。実際にそうした会場から、フォトウエディングのイメージを作って欲しいという問い合わせも増えています。

 

では、フォトをどのように集客していくのか。フォトのニーズは結婚式を止めようかという人が、写真だけでもと思うため、何かしらのきっかけを与える必要があります。そこで、プル型であるインスタを使うしかないと考えられます。コストもそれほどかけられないでしょうから。

もう1つがWEBのリスティング広告。その際には、エリア内でどんなキーワードに対して検索率が高いのかを分析することも必要です。当社はこれまでも「地域、結婚式」とキーワードを入れ、どんなサジェストが出てくるのかを定期的に分析してきましたが、最近圧倒的に多いのが少人数とフォトウエディング。特にダントツが少人数であり、つまりリスティングを出している競合も増えているということから、キーワードのコストが高騰しているとも考えられます。エリアのトレンドを把握するためにも、キーワード分析はおススメします。

リスティング広告の競合が増えているのに対し、インスタ広告ではそれに比べてまだ少ない状態であり、ユーザーに気づきを与える効果も含めれば、この対応がやはり必要になります。他にはLINE広告、YouTube広告もありますが、現状ではそれほど効果も出ないと思われます。

もう1つ、対策として何をしているかを尋ねると、ゼクシィの紙面を少人数向けに振ったという答えを聞くことがあります。メインの写真を、少人数をイメージするものに変更するなど。そもそも少人数婚のユーザーは、ゼクシィに到達していないと想定されます。大人数を諦めた人たちは、ゼクシィで探すよりもWEBで探す人の方が圧倒的に多いでしょうから。ゼクシィはやはり大人数向けとして、余計な変更をせずに通常通りに掲載しておき、正常化する来年以降を見据えた上での判断が求められます。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月21日号)