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《輝く女性支配人 VOL.22》札幌店を盛り上げたい【ワタベウェディング 札幌店 店長 佐藤百夏さん】

《輝く女性支配人 VOL.22》札幌店を盛り上げたい【ワタベウェディング 札幌店 店長 佐藤百夏さん】

就職活動当時からワタベウェディング(京都市上京区/以下ワタベ)一筋で、キャリアを重ねてきた札幌店の店長・佐藤百夏(ゆな)さん。コロナ真っ只中だった2020年の春、入社式や合同研修などもなくなった中でモチベーションを保てたのは、専門学校の実習時に店舗で見て憧れた、リゾート婚ならではの多岐にわたる業務の数々だった。数字で結果を出すこと、若手を指導する背景には、「大好きな札幌店を盛り上げたい」という、佐藤さんの原点ともいえる強い想いがある。

ワタベで働きたい!

「人の役に立つ仕事に就きたいと考えていた中学生当時。福祉、介護なども頭に浮かびましたが、婚礼業界に進むキッカケとなったのは母でした。母は以前ドレスコーディネーターの仕事をしていて、結婚式の参列経験もなかった私は、『そんな素敵な仕事があるんだ!』と感じたのを覚えています。加えて高校生の時、大好きなモデル・近藤千尋さんがワタベのプロデュースでハワイで結婚式を挙げたのを見て、『この会社に入りたい』と決意。高校卒業後は札幌のブライダル専門学校へ進学し、在学中の実習は、現在の職場でもあるワタベ札幌店で学ぶことになりました。もともと札幌市内の式場でアルバイトはしていた一方、リゾート婚のカウンター業務にいい意味の〝ギャップ〞を感じました。提案するのは国内の自社会場のほか海外の提携ホテルなど数多く、プロデュースはもちろん、フライトやホテルといった旅行手配まで、業務は多岐にわたります。式場でのアルバイトはやりがいも大きかった一方、私のやりたいことは全てのスキルを要するリゾートだと、その時改めて強く感じました。ワタベへの憧れは実習を通じてより強くなり、就活も他は受けずに当社一本。先生からは『他も受けたら?』と心配されましたが(笑)、ダメだった時に考えればいいと思っていたほど、ワタベで働きたいという気持ちが強かったです。内定通知を受け取った時は涙が出るほど嬉しかったですし、結婚式の仕事に就いていることは母も喜んでくれていますね。」

コロナ禍の社会人デビュー

「コロナ禍の2020年当時、希望の札幌店に配属となったものの、入社式はなく研修もオンラインと、想定とは異なる社会人デビューでした。一方、案内式場数も多いですし、取り扱うアイテム、さらには旅行業務など、全てを自分の〝モノ〞にしなければ何も始まらないですから、『今は知識を入れる時間』と前向きに捉え、モチベーションを維持していきました。その後は少しずつ接客の機会も増え、2023年には受注率などを評価するプロデューサー部門の社内表彰で、3位を獲得できました。『業績で結果を出したい』と思っていたのも、大好きな札幌店のため。仮に私が表彰されるとなれば、『札幌店がランクインした』と、社内でも店舗の存在価値は高まりますから。専門学生時代の研修時、温かく迎えてくれた札幌店への恩を感じていたので、数字でしっかり貢献できればと考えていました。その後は仕事の楽しさを更に感じるようになり、1位を獲得。同時に顧客満足度評価でも3位となりました。」

「昨年4月に挙式部門のリーダーとなり、〝モヤモヤ〞フェーズに突入しました。接客現場に出て成約に繋げる。いい結婚式を提案し、顧客満足度はもちろん結果として単価も上がる。入社以降分かりやすい〝方程式〞だった一方、リーダーになり後輩への指導なども増え、私の成長はどこで見てもらえるのか悩む時もありました。その時改めて感じたのは、原点でもある札幌店への想い。接客に出て成果を残すだけではなく、若手を指導しメンバーを育てていくことも、店舗の活性化に繋がると考えられるようになりました。」

目標数字を一緒に追う

「今年の3月からは店長として、札幌店の責任者を務めています。打診された時は不安はあったものの、会社の役に立ち札幌店の活性化に繋がればとの想いから、挑戦を決意しました。そもそも札幌は東京、大阪などの大都市と比較して店舗の規模も小さく、少数精鋭で切磋琢磨し合える環境。自分の気分が落ち込んだ状態ではカップルに幸せを届けられませんし、提案も弱くなってしまいますから、とにかく近い距離感でコミュニケーションを取り、チーム全体を明るくすることを大切にしています。あわせて目標組数など、数字もしっかり達成していきたい。店長というポジションではあるものの、札幌店のメンバーとして、1番近い場所で同じラインに立ち、一緒に数字を追っているようなスタンスの認識です。チーム接客を通じて成約に繋げるなど、今よりもさらに強い札幌店を仲間と一緒に創っていきたいですね。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月21日号)