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《最高の結婚式を作り上げる 縁の下の力持ち File❸》人前式打合せで2人の希望を形にしていく【デリ・アート協力企画 首都圏エリア エリアコンシェルジュ 津森真愛氏】
◎プロフィール
高校生の時から結婚式に携わる仕事に漠然と憧れを抱いていたが、悩んだ末に四年制大学へ進学。大学時代にはアルバイトで披露宴のサービススタッフを経験し、結婚式に関わる仕事が明確な目標となった。
就職活動をしていく中で、好きな音楽と結婚式の両方に携われるデリ・アートに出会い、2022年新卒入社。入社後は首都圏エリア配属となり、主に埼玉・神奈川・東京エリアの挙式・生演奏部門を担当している。現在は演奏者のシフト組みや問合せ対応、現場では挙式で新郎新婦へ動きをレクチャーするほか、本番で2 人をフォローするアテンダーという立場でもある。
◎仕事の魅力
挙式をフォローする立場として結婚式作りを担っており、リハーサルに来る新郎新婦の緊張をほぐし、本番ではいちばん近くでサポートをしている。
「時には心温まる演出を見て、新婦と同じように涙を流してしまうこともあります。新郎新婦に寄り添い、常に笑顔で安心して挙式に臨んでもらえるような意識は大切で、2 人にとっての身近な存在でいられることがこの仕事の魅力だと考えています。」
◎プロ意識
新郎新婦との人前式の打合せでは、様々な希望も寄せられる。ただ2 人にとっては初めての経験であるため、こんな演出がしたいという要望はありながらも、どのように形にしたら良いかを迷っていることも多い。
「これまで色々な式場でアテンドしてきた知識をベースに提案をしたところ、2 人からすごく喜んでもらったのは嬉しい瞬間でした。2 人の理想の結婚式をサポートできるように、もっと経験を積んでいくことこそ、プロとして大事なことだと思います。」
◎仕事のモチベーション
演奏者のシフトの調整もしている津森氏。様々な会場で楽曲も楽器編成も異なるため、組み合わせやバランスなどを意識して組むことが必要となる。そこで演奏者とのコミュニケーションを大切にしている。
「挙式アテンダーの研修を担当することもあります。研修を受けたスタッフがデビューを迎えた時に、仕事のやりがいを感じます。アテンダーのレクチャーをする側の立場になると、伝わりにくい箇所・説明しにくい箇所が分かったりするため、それもまた学びだなと感じています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月11日号)