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  • 24.12.20

2024年12月21日号

2024年を振り返る ブライダルTOPICS

 2023年は新型コロナの5類移行に伴い、施行を前年から大きく伸ばした企業も多かった。その流れでブライダル業界の完全復活への期待も高まった2024年だが、現実は婚姻数が変わらず停滞しナシ婚傾向の改善も見られず、いわば頭打ち状態で厳しい一年だったと言える。集客、施行共に前年から減少し、単価アップ施策によって何とか売上を確保している状況は、今後の見通しを立てづらくしている。また光熱費、食材費、さらに広告宣伝費が高騰し、人材難もマーケット全体に大きな影響を与えた。もう一つ、ブライダルの第一人者として、社会に結婚式の魅力を発信し続けてきた桂由美氏が4月に急逝。これは業界にとって計り知れないダメージであり、今後への影響は大きいだろう。