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連載6《トッププランナーと語るブライダルシステムの未来》システムを使っていない会場 導入後の伴走型サポート態勢【ウエディングプランナー 仁藤 なお子氏&PIEM 代表取締役 宮城 光一氏】
PIEM(福岡市博多区)は、プランナー業務支援システム【ONE-W】の展開によって業務効率化をサポートしてきた。同社の宮城光一社長とグッドウエディングアワードでグランプリを獲得したトッププランナー仁藤なお子氏が現場視点で語り合う今回のテーマは、システムを導入したことのない会場でも、ストレスなく導入を実現するサポートについて(前編)。
宮城「現状でも専用のシステムを使っていない会場はまだあります。自社でスプレッドシートのようなものを作成し、進行表や見積もりなどもExcelを活用。そうした会場のプランナーにとっては、使い慣れたExcelからシステムに移行することに対して、心理的な負担もあるようです。」
仁藤「それは確かで、Excel歴の長い人ほどキャリアもあるわけです。つまり現場で発言力のあるプランナーほど、システムを入れることによって面倒臭い、作業が大変になると考えてしまいます。本当はシステムを使った方がメリットも多く、時間は短縮できるはずなのに。新しいものを学ばなければいけない、マニュアルも見て覚えなければいけないと、ストレスを感じてしまいがちです。」
宮城「覚えるストレスだけでなく、実際に今行っているオペレーションを変えることに対する抵抗感もあるかと思います。今の方が手間はかかっていたとしても」
仁藤「システムを使ったことのないプランナーの話を聞いていると、結婚式準備システムで新郎新婦に家で宿題をやっておいてもらうことが、どういうことなのかを良く理解していないと感じます。それまでは引出物なども大きいパンフレットを渡し、1個1個説明していました。システムであれば、『ここに引出物の案内を入れておくので、確認して選んでおいてください』で済むようになります。ただ直接説明してきた意識からすると、新郎新婦は果たして出来るのだろうか、分からずに適当な内容になってしまうのではといった運用の先にあるネガティブな結果だけを考えてしまいがち。本来システムについては、業務時間が短縮できる、新郎新婦は簡単に家でもできるなど、ポジティブな面を見るべきなのですが、予見されるリスクを出してくる話は多いですね。」
宮城「もう一つには、会社としての意識も大切かと考えます。実際に今でもノートパソコンではなく、デスクトップしかないケースもありますから。時代に追いつく意味では、設備投資はやはり必要だと感じます。」
仁藤「タブレットでも簡単に出来るのですが、特に打合せプランナーの場合はiPadを全く使っていなという人もいて、どうしても普段使っているパソコンの方に慣れ親しんでしまっています。その点では若手のプランナーの方が、スマホやiPadに慣れているため、柔軟に対応できるのかもしれません。」
宮城「システムはもちろんのこと、PCにも慣れていないプランナーがいる会場はやはり存在します。だからこそ当社では、導入後の伴走型のサポートを大切にしています。その点は当社としてもいち早くシステムを提供してきた強みがあります。それこそ以前は、ブラウザという言葉も通用せずに、Windowsのスタートメニューからアドバイスしていましたらから。インターネット操作として、最初はブラウザにお気に入り登録することも支援しています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月11日号)

