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連載4《トッププランナーと語るブライダルシステムの未来》お知らせ機能をフル活用して早期段階からアイテムを訴求【ウエディングプランナー 仁藤 なお子氏&PIEM 代表取締役 宮城 光一氏】
PIEM(福岡市博多区)は、プランナー業務支援システム【ONE-W】の展開によって業務効率化をサポートしてきた。同社の宮城光一社長とグッドウエディングアワードでグランプリを獲得したトッププランナー仁藤なお子氏が現場視点で語り合う今回のテーマは、システム活用による結婚式準備の早期対応と持込み予防。第4 回の今号と来月の2 回にわたり掲載する。
仁藤「申込みを終えて打ち合わせに入るまでの間、招待者のリストアップ以外にやることがなく、その部分で何かアクションをできると、新郎新婦のモチベーションも下がらずに済みます。」
宮城「そこは非常に大切で、当社としてもシステムを通じて打合せ前の新郎新婦に何を提供できるかを考えています。ONE-Wは成約した段階でアカウントが作成されるため、いわば1 年先、場合によっては2 年先の結婚式。すぐに招待者リストを仕上げる人もいれば、アイテムを中心に確認する人もいます。」
仁藤「結婚式を決めたタイミングは、新郎新婦の気持ちが大きく盛り上がる第一段階です。誰を呼ぼうか、どんな結婚式にしようかと考え始める。招待者リストについても、このハッピーなタイミングでリストアップを進めると、人数アップの可能性も高まります。ただプランナーの関与するタイミングは式場ごとに異なり、1 年前から打合せを始めるのは難しいという場合も出てきます。だからこそ、システムを使い新郎新婦自身で結婚式準備を進められるようになるのは会場側のメリットも大きいはず。それをいかに会場から促せるかですね。」
宮城「システムには、【お知らせ】機能を設けています。これは会場から新郎新婦へ様々な案内を掲示できる機能で、花嫁の手紙の書き方やバージンロードの歩き方、引き出物についてなどを掲載しているところもあります。この機能を使って、打合せが始まっていない段階からアプローチしていくことは可能。会社によってはランキングを作り、おすすめの引出物や両親ギフトを紹介するなど、新郎新婦の目線に合わせたコンテンツ作りを工夫しています。」
仁藤「例えば招待者についても、結婚式は一度きりなので本当に今考えている人だけで良いのか。上司を呼ぶメリット、声をかけたいと思う人は2 人の結婚式を祝福したいと思っているのではないかというような案内を、この機能で伝えられると良いと感じます。そうしたことを考えるキッカケにすれば、打合せの始まる前からより充実した時間を提供できます。」
宮城「お知らせ機能は当初、サロンに並んでいたパンフレットやチラシをすべて電子化して、見られるようにしようとスタートしました。試食会の案内、アイテムフェア、それ以外にも自社のレストランやイベントなどの告知も含まれます。その中で結婚式アイテムの売り込みに使う会場も出てきて、活用によって大きな差も出ています。」
仁藤「オプション提案が出来るのも魅力かと思います。例えば結婚式6 ヵ月前の新郎新婦に向け、前撮りの案内を一斉に出すなど。4 月の桜の前撮りなど、時期に合わせた告知も可能でしょうから。そのためには、いつも見てもらえるような退屈しない案内は大切ですね。」
宮城「コンテンツの見本は大切な気がします。そうした部分は、仁藤さんのような現場を良く知る人にお願いするのも一つの手でしょう。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月1日号)

