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![連載5:《ブライダル業界[AI活用]の夜明け》会話表現の可視化で学びの内容を最適化【TIPLOG 代表取締役CEO 高津 守氏】](https://bridalnews.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/e4e8717c125cdd4cfcae7a452640bdd9-220x330.jpg)
連載5:《ブライダル業界[AI活用]の夜明け》会話表現の可視化で学びの内容を最適化【TIPLOG 代表取締役CEO 高津 守氏】
今回は教育と人材育成の領域に、AI技術がどのように貢献できるか、具体的な可能性を探っていきます。
教育と管理の課題は、教える側の経験やスキルに依存するため教育の質にばらつきが生じやすいほか、一人のハイパフォーマーの一度に教えられる人数には限界もあります。新人が独り立ちするまでの時間もかかり、効率性の問題に繋がっています。こうした教育の課題に対し、AI技術は強力な解決策となります。
1. ハイパフォーマーの知恵を「見える化」し、効果的なOJTを支援
AIマイクは対面での会話を高品質に収音し、テキスト化できます。この技術をOJTに活用すれば、ハイパフォーマーと顧客の商談内容を、同意の上で高品質に記録・分析。どんな質問で顧客の心を開いたのか、どの提案が成約に繋がったのか、どの言葉で不安を解消したのか、ハイパフォーマーの商談内容を「見える化」できるのです。
2. 課題明確化による「ピンポイント」トレーニング
AIによる会話分析は、プランナー個々の課題の糸口を見つけます 。「なんとなく成約率が悪い」という状態だったのが、AIのプロンプト設計によっては、「カウンセリングの深掘りが課題」、「クロージングのこの部分でつまずいている」と具体的になります。これにより、ピンポイントでのトレーニングも可能となり、学習効率を飛躍的に向上させられるのです
3. 教育コンテンツの効率的な作成
既存の文書や音声データを基に、研修マニュアルやeラーニングコンテンツを作成することも可能です。教育担当者のコンテンツ作成にかかる時間を大幅に削減し、より本質的な指導に時間を充てることができるようになります。
AIの役割は、ハイパフォーマーの会話表現の「可視化」をし、学びの機会を「最適化」し、教育の効率性を「最大化」することにあります。新人はより早く、そして質の高いスキルを身につけ、最高のサービスを提供できるようになるでしょう。AIはブライダル業界の「人の成長」を加速させ、感動を次世代へと繋いでいくための強力なパートナーとなるはずです。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)

