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新連載:≪ChatGPT講座≫バージョンアップでChatGPTの精度向上【ウィーブ事業運営本部本部長 太田 大資氏】
ウィーブの太田大資です。
これから1 年間、ブライダル業界におけるChatGPTの可能性、活用方法を、セミナー・本連載で伝えていきたいと思います。第1 回目は、AIと生成AIの違い、ChatGPTとは何かを紹介します。
AIは皆さんご存じの通り人工知能であり、基本的には全てを計算して答えを出してくれます。多くの人がAIにはほぼ毎日のように接していて、例えばiPhoneでSiriに聞いて回答してもらう。Googleマップで行きたいところの経路を教えてくれる、ネットフリックスなどでおススメの番組を出してくれるのも、AIの機能によります。
私たちが普段から使っているAIですが、では生成AIとの違いは何か。簡単に言えば、生成AIとは新しいものを作るのが得意なAIです。これまで挙げた事例は、新しいもの作るということではなく、膨大な量のデータをもとに計算して出した回答です。生成AIは膨大な量のデータから、新しいものをこういう形で作れるのではないかと提案してくれます。例えば魔法使いと猫が友達になるような話を作ってほしいと言えば、その内容の物語が出てきます。その他には画像生成、また音楽も作ることができます。このゼロイチについては、世界中にあるたくさんの知識をAIが勉強して、新しいものを生み出しています。
ChatGPTを一度使ってみたものの、間違える、信用できないなどと使うのを止めてしまう人もいます。ここで考えるべきは、それは人間でも一緒だということ。会社の部下が一度ミスをしたからと、その理由も考えずすぐにクビにするでしょうか。いい上司であれば、ミスの原因を考え、次はうまくできるようアドバイスするはず。ChatGPTについても同じで、仮に間違いがあったとしても、もしかしたら自分の指示の出し方が悪かったのかという意識で接していけば、間違いはどんどん解消されていきます。
またバージョンアップのスピードも早く、3 月には最新バージョンのChatGPT4.5がリリースされました。1 年前に一度試したことがあるという人からすれば、明らかに精度は優れています。特にAIに拒絶反応を示している人には、お伝えしたいことです。
この指示の出し方についても、ChatGPTの進化によって大きく変化しています、ネットなどでそのコツも検索できますが、実際には精度の向上によって自ずと欲しい答えになってきています。例えば『消しゴムは何で文字を消せるのか』と聞くと、まずは科学的で難解な言葉で説明され、それに対し小学校4 年生ぐらいでも分かるようにと指示を出せば、知識のない人でも理解できる形での回答が出てきます。会話を繰り返していくことにより、求めていた回答になっていきます。
回答を求める際に「10個教えて」などの条件設定を投げかけていた点も、「パーソナライズメモリ」という機能があり、ユーザーの過去のやり取りや好みをChatGPTが学習をして、継続的に反映してくれるようになっています。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月21日号)

