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キーマンに聞く

連載23〔最新ブライダルマーケティング術〕GA4への変更でキーイベントの設定を【アンドディファレンス 代表取締役社長/CEO 秋山弘毅氏】
前回は、HPリニューアルのポイントとして、「ブランディングコンテンツとしてではなく、予約コンテンツとして捉えていく意識が大切である」ことを紹介しました。今回は予約を増やしていくために必要となる、質と量の2 軸のうち、インプレッション数、ユーザー数の質の部分を考えていきます。
昨年3 月に、GoogleアナリティクスがGA 4 に変わりました。それをキッカケに、コンバージョンの定義も変更されました。これまでは直前のメディアを対象にしていたのが、一番初めにどのメディアを見たかをコンバージョンとして新たに計測できます。回遊するキッカケを把握することで、ユーザーとの一番初めの接点の確度を高めていく戦略構築も可能になります。
例えばそのメディアがインスタだった場合、インスタを経由した人はどのページに遷移しているかを確認。一番見られているページを、なるべくHPの最上位に上げるなど、最終的に予約に繋がりやすいという仮説に基づきリニューアルを進められます。一番初めのキッカケのところは母数が多いのも当然で、それに合わせその人たちの一番見ているものを計測して対応できるようになっています。
GA 4 では、従来のコンバージョンレポートが標準のレポート画面から姿を消し、新たに「キーイベント」として管理されるようにもなりました。
キーイベントの確認には新たな設定が必要です。GA 4 管理画面の「ライブラリ」からカスタムレポートを作成し「新しいレポートを作成」から、「詳細レポートを作成」を選択。「空白」のレポートを選択し、自由にカスタマイズできる環境を整えた後、ディメンションと指標を設定します。プライマリディメンションには「イベント名」を指定し、指標として「総ユーザー数」「ユーザーキーイベント率」「リピーター数」などを追加すると、従来のコンバージョンレポートに近いデータを見ることができます。
作成したレポートは、「ライブラリ」の「ライフサイクル」内にある「エンゲージメント」カテゴリーへ追加し保存します。これにより、従来のコンバージョンレポートと同じような形で、GA 4 の管理画面から直接確認できるようになります。このレポートでは、「総ユーザー数」や「ユーザーキーイベント率」を指標として活用することで、マーケティングの成果をより詳細に分析し、データに基づいた戦略を策定することができます。
GA 4 の「キーイベント」を効果的に活用するためには、Googleタグマネージャーを利用し、適切なイベントトラッキングを行うことも重要です。コンバージョンイベントの優先度を明確にすれば、マーケティング施策の効果測定はスムーズに進みます。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月11日号)

