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連載5《業務をググッ!と圧縮 成功事例をCHECK!!》テンプレートの活用で更なる効率化を業務の細分化から考える新たな働き方【エスキュービズム ブライダル事業推進室 室長 遠山 純生氏】
連載5回目の今号は、当社で展開するシステム『ブライズノート』の機能に基づき、スキルの均一化と業務の細分化について、それぞれ考えてみたいと思います。
『ブライズノート』の大まかな機能は、①プランナー、②新郎新婦、③パートナー企業の三者間を繋ぎ、フラワーや衣裳など、結婚式に必要なアイテム準備をタスクとしてシステム上で管理するもの。効率よく準備を進めるうえで、ポイントとなるのがテンプレートの活用です。
実際に当社システムを導入する企業の事例ですが、所属する複数プランナーでそれぞれブライズノートを活用していたところ、Aさんはこんな風にタスクを管理していた、Bさんは違うやり方で…といったように、異なる手法でパートナー企業と新郎新婦と、システム上で打合せを進めていました。そこで、各メンバーどういった形でシステム上打合せしていたのかを振り返ったところ、「確かにこの方が効率よく業務を回せる」といった気付きもあり、社内でいわゆる“ベスト”な打合せテンプレートが完成したわけです。メリットの例として、新しいスタッフが入社する際、業務の指示がしやすくなったことなどが挙げられます。ベストなテンプレをシステム内に作っておければ、スキルの浅い若手メンバーも、十分効率よく打合せができ、残業時間の短縮などに繋がるというわけです。極端な話テンプレートをきちんと作っておければ、プランナー以外のスタッフがこの業務を担うこともできるはず。人材不足の背景の中、プランナーは本来何に時間を使うべきか。事務処理なども多いからこそ、システムを活用して業務を細分化していくことで、例えばシステム内でコツコツ処理していく業務は、日曜の勤務が難しいママさんスタッフなどの活躍の場にもなるなど、働き方の様々な可能性も見えてくるわけです。
実際に『ブライズノート』を利用するプランナーからは、「担当カップルが対面の打合せではなく、完結できるならシステム上で全てを決めたい」との声もあり、最初から最後までシステム上で打合せが完了するケースも少しずつ出始めていると聞きました。結婚式にとことんこだわりを持つカップルもいる一方で、「ファミリー婚なので、会話中心の結婚式こそが私たちの希望」という声も多くなっているかと。全面的な打合せを希望するのか、それとも効率よく進めたいのか。それぞれカップルの異なるニーズと人材不足が背景としてあるからこそ、どこにリソースを充てていくのか、今一度見直しが求められているように感じます。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月1日号)

