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キーマンに聞く

連載2《400万円を上乗せ!!キッズフォトの成功事例》待ち合い=待つためだけのスペース? 写真を撮りたくなるような空間づくり【アケボノスタジオ 伊藤 彰氏】 

連載2《400万円を上乗せ!!キッズフォトの成功事例》待ち合い=待つためだけのスペース? 写真を撮りたくなるような空間づくり【アケボノスタジオ 伊藤 彰氏】 

当社では式場の遊休スペースや空き時間を活用し、キッズフォトを受注するコンサルサービスを展開しています。その上で大事なポイントの1 つが、施設の空間づくり。今号の連載はキッズフォトから少し話を変えて、施設全体をいかにフォトスポットのように活用していくか、当社の事例を紹介します。

当社の結婚式場『Ruban(リュバン)』は香川県高松市に位置しています。高松市内の多くの式場は駅から車で5 分圏内にあるのに対し、Rubanは15~20分ほど。アクセス面では圧倒的に不利な現状の中、どう戦っていくべきかということですが、当施設の最大の差別化ポイントとして、空間づくりを武器としています。

当施設は①バンケット&チャペル、②待ち合いスペース、③フォトスタジオの3 つの棟から成り立っています。皆さんは「待ち合い」と聞くと、椅子やソファが並び、文字通り挙式やパーティーの開始を待つためのスペースを想像するかと思います。一方で、当施設の②にあたる待ち合いの棟は敷地面積が限られていることもあって、人数分全員の椅子を配置できません。要するに、待ち時間を飽きさせずに、いかに楽しく過ごしてもらうかがカギと言えます。そこで、アンティーク家具やドライフラワーを多く配置。至る所をフォトスポットにし、列席者が自然と写真を撮って楽しむ流れを生み出しています。

この待ち合いはウエディングの前撮りやキッズフォトのスペースにも活かしており、施設の稼働率アップにも寄与。各種アイテムはあえて場所を固定せず、カメラマンの裁量で動かすよう指示しています。結果として、どんな背景がいいのかなどを考える機会にもなり、カメラマンの成長も促せます。また、背景が異なればそれは施設にとって素材が増えるという、もう1 つ別のメリットもあるわけです。

待ち合い=待つだけのスペースと捉えるのではなく、多角的な利用法を考えることをお勧めします。

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月21日号)