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連載3《成約率を上げる!優位感覚の攻略ポイント》音の響きに敏感な『聴覚優位タイプ』 歌詞のないBGMなどのチョイスも【ビーハイライト 代表取締役 濱田 大輝氏】
これまで紹介してきた脳の“クセ”とも言える『優位感覚』は、①視覚型、②聴覚型、③体感覚型、④内部対話型の4つに分類されます。連載3 回目の今号は、『聴覚優位タイプ』に焦点を当て、ブライダルシーンにおける接客術のポイントを見ていきたいと思います。
『聴覚優位タイプ』の人は、言葉のニュアンスや音の響きに敏感というのが特徴。会話のトーン、リズムから、安心感や信頼を得る傾向があります。また、心に響く言葉、音楽の雰囲気など、聴覚的な要素に強く影響を受けるのというのも特徴と言えます。
例えば、以下のような表現を使う方は、聴覚優位タイプの可能性が高いです。
例)「この写真、色がうるさい」 、「響きが良い」、「リズムが悪い」、「テンポが良い」、「話の流れがわからない」
など、音を先行して表現する癖があります。また、話すスピードにも特徴があり、私自身の経験上、聴覚型は早く、体感覚型は遅い傾向があります。聴覚優位タイプの新郎・新婦への接客ポイントは、『音』を効果的に活用することがカギとなります。
【会話のトーン】
落ち着いたトーンで話すことを意識すると、安心感が増します。
【言葉の選び方】
「ゲストの祝福の拍手が温かく響くチャペルです」といったように、聴覚的な表現を交えて説明すると、より納得感が高まります。
【BGMや音響設備を活用する】
聴覚型のために、ショールームでは基本的に歌詞のない曲を選んでBGMにすることをオススメします。
このように聴覚型は、気をつけるポイントが想像しやすいかもしれません。どちらかといえば聴覚型は、部下のマネジメントにも参考にしてほしい点が多いのも特徴。聴覚型のスタッフと面談して多いのは、仕事中の“騒音”が気になってしまうこと。“騒音”といっても、例えば隣のデスクで音楽を流していることが気になり、集中できなくなってしまうなどの傾向も見られます。他の優位感覚を持つスタッフには理解しづらい部分も多く、良かれと思って流した『音』がストレスになってしまうこともゼロではありません。事務所でBGMを流す際には、聴覚型のスタッフへの気配りも忘れずにしておくと良いでしょう。
次回の連載は『体感覚優位タイプ』に焦点を当て、触覚や感覚を活かした接客テクニックをご紹介します。どうぞお楽しみに!
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)

