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《新春 Top Interview》年間1100組に対応 専任フォトプランナー【ホテル雅叙園東京 総支配人 森木 岳明氏】

《新春 Top Interview》年間1100組に対応 専任フォトプランナー【ホテル雅叙園東京 総支配人 森木 岳明氏】

ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)は2025年3月期、宿泊、一般宴会、料飲で最高売上の着地を見込む。婚礼も同様に、人数増加による単価アップの傾向も見られ、好調に推移した1年だったと言える。館内の世界観を活かした撮影も好評で、前撮りを含め年間1100組を獲得。売上は4億円に成長している。「アニバーサリーでの利用も強化する」と話す総支配人・森木岳明氏に、昨年のウエディングの状況と、宿泊、料飲における取り組みなど話を聞いた。

 

婚礼単価は昨対107%

――ウエディングは単価が好調に推移しています。内製化している衣裳も今期、売上最高額での着地を見込んでいます。

森木「組数は前年からほぼ横ばいの一方、単価は107%。平均人数は5 〜6 人ほどプラスとなっており、コロナ前の人数帯に近づいているイメージです。あわせて好調なのはフォト。当ホテルで式を挙げるカップルの前撮りは年間500組、写真のみも600組となっています。フォトのみの受注のうち約20%は、他式場で成約しているカップルの前撮りとなっています。」

 

――撮影利用のみの600組に対し、披露宴実施などの案内は。

森木「会食などレストラン利用のほか、宿泊に繋がっているケースもある一方、経済的な事情をはじめ、『私たちのスタイルはこれ』と多様化する価値観も大きく、この層が今後大きくパーティー利用に繋がってくるかといえば、正直難しいのではと感じています。1 年前からの取り組みとして、『写真のみでいい』というニーズにマッチするよう、オンライン上で空き日程を開示。申し込みまでWeb上で完結できるようにしました。ここからの申し込み割合は、前年と比較し伸びてきています。」

 

――撮影利用のカップルとの打合せは、専任の『フォトプランナー』が対応にあたります。

森木「2016年から設けたこのポジションは、昨年末時点で7人在籍。主にキャリアの長いママスタッフが活躍しています。挙式・披露宴と撮影のポジションを明確に分けたのは、結婚式のプランニングとの両立が難しかったため。カップルの写真への期待も大きいですから、“片手間”の作業にするのはどうなのかとの想いもあり、専任スタッフの配置に至りました。現在撮影単価は前撮り20万円前後、フォトのみは衣裳を2 着にするケースも多く、40万円台後半を記録。以前は年間売上約2 億円のビジネスだったことから専任で人を割けないというのもありましたが、現在は4億円まで成長しました。ゲストハウス1 軒分にもなる売上ですから、『会社に貢献できている』という意味でも、7 人は高いモチベーションで仕事にあたっています。」

 

――フォトに関しては大々的な広告を打たず、集客に成功しているそうですね。

森木「ウエディングとは別に、フォトに特化したインスタアカウントを運用。写真のクチコミサイトには出稿もしていますが、ここはミニマムのボリュームとなっています。また、通常ウエディングの広告出稿は、大手媒体でも5 〜6 ページをキープしており、大きく上げてはない状況。ゲストハウス1 施設でこのページ数を出し受注できる件数と、宴会場を多く備える当ホテルでは、そもそもスペックの違いも大きいわけです。広告宣伝費の面でも、効率のいい施設だと感じています。もっとも、角度の高いカップルを集客できる媒体を今後厳選し、かつ現場の成約率を10〜20ポイントアップできれば、広告費はさらに効率化を図れると考えています。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1日・11日号)

 

 

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