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キーマンに聞く

連載15〔WEB集客 失敗しないためのQ&A〕LINEを活用してCRMで売上を創出【アンドディファレンス 代表取締役社長/CEO 秋山弘毅氏】
結婚式を実施した新郎新婦の顧客リストを、施行が終わった後に収益化できていないという悩みは多いようです。また結婚式に参列する列席ゲストのデータは、本来未来の顧客を獲得する上でも重要なわけですが、まだまだ着手できていないという会場も。新郎新婦、ゲスト双方の顧客リストを、今後どのように売上に繋げていくか。
当社ではLiny(リニー)というLINE公式アカウントCRMツールを導入して、生涯顧客化を進めていくサポートを展開しています。四国のある会場では、ゲストも含めて8000人以上のリストを収集することで、結婚式紹介、おせち販売、子ども用のフォト企画の売上に繋げています。
流れとしては、まず成約した新郎新婦を会員化。料理情報を提供するといった名目により、自然な形で登録してもらっています。列席ゲストについては、【式場からのお得情報を提供するために登録してください】と、カードなどに記して引出物袋に入れて案内していきます。
会員登録されると、自動でアンケートが飛びます。居住エリア、年齢、性別、ゲストであれば既婚か未婚かを回答してもらうほか、何に興味があるのかも聞きます。【結婚式】、【フォト婚】、【レストラン情報】などをランダムに選んでもらい、その人のチェックした項目はデータ化されます。仮に【レストラン情報】に興味がある人には、セグメントしてオートメーションで関連情報を送ります。セグメントをかけての情報配信は、大きな意味を持ちます。通常のDMやメールマーケティングでは、セグメントをかけずに一斉に送ってしまうことも多いため、登録者はいわば必要のない情報も受け取ることになります。そのため開封されない、離脱される可能性も高まります。
セグメントを絞って情報を送ることで、開封率も上昇。もともとLINEは開封率も高く、通常でも平均は60%と言われていますが、自分に合った情報の配信であれば70%以上も十分に可能となります。
またLINEのトップに出てくるリッチメニューも、カスタマーによって変えられるのは大きなポイント。レストランに興味がある人に対しては、レストラン情報をメインにしたリッチメニューを表示。仮に祖父母が登録した場合は、ボタンの大きなメニューに変えられます。
このツールの特徴は、低コストであること。初期構築費用は60万円~かかるものの、ランニングコストは4 万円程度。より手軽にスタートできるため、普及も進んでいます。当社ではアンケートの項目設定、情報配信のシナリオ設計、セグメントに応じたコンテンツ作成などをサポートしています。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月21日号)

