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重要なエンゲージメント率【ベック(ミッテ) 取締役 大前友美氏】

重要なエンゲージメント率【ベック(ミッテ) 取締役 大前友美氏】

昨年から新たにスタートしたGA 4 。ベック(大阪市中央区)の大前友美氏は、アクセス解析の活用事例を解説する。

アクセス解析は、サイトの“健康診断”にあたる。ここで発見したいのは、どこの調子が悪く、どこがもっと伸びそうなのか。ホームページによる理想の集客率は50%程度で、そうなれば来館数も安定しやすくなる。集客率を高めるために、GA 4 をどのように活用していくか。

「まず初めに、GA 4 の設定について。普通のタグでも設定できますが、タグマネージャーを使用します。ツールの計測が同時並行して行えるというメリットがあるため、面倒ではありますがここからスタートします。次に、コンバージョン設定についてはフェア予約のみ。資料請求、お問合せなどのコンバージョン設定も出来るものの、唯一知りたいのはどれぐらいの数がフェア予約してくれたのか。計測をシンプルにするため、フェア予約だけにします。」

GA 4 とあらかじめ連携しておきたいのは、Googleサーチコンソール。これは検索クエリの分析に非常に役立ち、Google広告を展開している場合にも繋いでおくことは必要だ。

基本の健康診断のところで見ていくべき数字は、まずレポートから集客に入り、トラフィック獲得の画面。自社のユーザー数、経路を確認できる。GA 4 になって新しく出てくるようになった言葉が、エンゲージメント率だ。エンゲージメントをしている人は、ページを2 ページ以上見た人、10秒間以上閲覧した人、コンバージョンが発生した人で定義されている。サイト全体のエンゲージメント率が低ければ、見てくれている人とフィットしていないということだ。

「もう一つ、基本の健康診断のところで、ページごとの成績を測っています。レポートのメニューからエンゲージメントに入り、ページとスクリーンで各ページの滞在時間を把握。ユーザーはランディングをしてトップページに来て、その後に挙式会場ページ、披露宴会場ページ、フォトギャラリーを確認し、プランページに入ってくるのが一般的。つまり挙式、披露宴会場のページを見て気に入れば、その後予約に流れやすくなりますが、サイトの挙式会場の写真が実際のチャペルよりも狭く写っている、もしくは写真の掲載枚数が、他のポータルサイトに比べて少ないなど。公式サイトに関しては、どこのポータルサイトよりも一番情報量が多く、美しい写真が載っていないといけないわけで、ここは落とし穴になりがちです。」

詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月11日号)