LISTEN to KEYMAN

キーマンに聞く

〈全国B.M.C.合同企画〉:今こそ!!Hotel Wedding:『和』スタイルの訴求【ホテル雅叙園東京 ブライダル営業部 チーフウエディングプランナー 杉本里佳氏】

〈全国B.M.C.合同企画〉:今こそ!!Hotel Wedding:『和』スタイルの訴求【ホテル雅叙園東京 ブライダル営業部 チーフウエディングプランナー 杉本里佳氏】

 結婚式ニーズが多様化している今こそ、ホテルW巻き返しの最大のチャンスである。そこで今号から毎月、全国宴会支配人協議会(全国B.M.C.)との合同企画として、全国のホテルのキーマンのリレー取材をスタート。ホテルならではの強みを結婚式にいかに反映しているのか、巻き返しのためにどのような対応を進めているのかなどを追っていく。第1回はホテル雅叙園東京(東京都目黒区)ブライダル営業部チーフウエディングプランナー・杉本里佳氏に聞いた。

杉本氏は2017年新卒入社、1 年目は宴会部に所属、2 年目からブライダル営業部に異動した。現在は、集客チームを担当しつつ、チーフプランナーとして新規や打合せ業務にも対応している。2020年、2023年には、リクルートブライダル総研主催のグッドウエディングアワードのファイナリストにも選出された。

 

多様化するニーズへの対応力

「新規も担当していて、いわば一番近くで感じるのは、ニーズの多様化です。多人数・少人数はもちろんのこと、写真だけを考えている、カジュアルなレストランウエディングが良いなど。式も披露宴も、今の段階では考えてはいないという新郎新婦も来ます。レストランには個室もあり、コロナの影響でまだ行っていなかった顔合わせをしたいというカップルも多いですから、食事会やレストランでの式+平服の会食など様々な提案をしています。」

ホテル雅叙園東京は、昨年CANOVIANO CAFEをオープン。レストランがゲストハウスのような自由なスタイル、料理もオリジナル対応をしている一方、CAFEでは商品をパッケージ化し、コースも単一にすることで料金帯を落としたプランを実現している。23ある宴会場も含めて、多様なニーズを確実に取り込んでいく体制を整備している。

 

ホテルであることの強み

宿泊施設を持つ強みを、どのように活かしているのか。「少人数を中心にスイートルームウエディングの需要は高まっています。また多人数のカップルであっても、優待価格で宿泊ができます。全部屋80㎡以上で、スチームサウナとジェットバス付。広々とした快適な空間づくりにこだわった結果、ルーム数は60室と少ないため、全カップルに無料プレゼントはできないわけですが、それも逆に価値になっています。」

結婚式を機に、その後に利用してもらえるのも、ホテルであることの強みだ。昨年からは、『卒花講座』もスタート。これはもともと結婚式準備の一環として行っていたリングピロー作りやパーソナルカラー診断などの花嫁講座を、家庭版としてリニューアルし料理教室などを行っている。

「MIYABI PASSPORTという会員制度も設けています。会員数は約2 万人いて、そのうち挙式者が1 万1000人を占めています。結婚式申し込み時に、加入してもらっています。会員には結婚式の料理を1 年後に食べに来てもらう案内などを送っているほか、宿泊やレストラン等の利用でポイントの貯まる仕組みになっていて、ステータスに応じて様々なサービス、特典を用意。結果として、結婚式を機に生涯顧客を増やすことになっています。」

詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)