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連載3〔オンラインウエディングの可能性〕認知度に比例して導入意向度もUP、多くの人に見てもらえる機会を提供【エイトノット CSO 磯川涼子氏】
60%が「知っている」と回答皆さんこんにちは。新年1 回目の今号では、オンラインウエディングの認知度とその開催意向度の関連性などを中心に見ていきたいと思います。
当社では昨年9 月に、20~49歳の女性で3 年以内に結婚した、もしくは将来的に結婚したい人を対象に、オンラインウエディングの認知度に関するアンケート(n=501)を実施。「オンラインウエディングを知っていますか」の問いに対し、「知っていて具体的に説明できる」は25.1%、「なんとなく知っているが、説明はできない」は31.9%。全体の57%が「知っている」という結果になりました。
さらに細かく見ていきましょう。どういった式場での結婚式を希望するかの『希望会場別認知度』のアンケートでは、レストラン、神社、国内リゾートの希望者は「知っていて、具体的に説明できる」と回答した女性は40%を超えており、全体平均の25%を大きく上回っています。
では、実際にオンライン結婚式の意向度はどうでしょうか。左の棒グラフからも分かるように、「オンラインウエディングを取り入れてみたい(取り入れた、取り入れてみたかった)」と回答した人は、全体の38.8%。4 割弱という結果になりました。この数値からもまだ“一般的”とは言えませんが、オンラインウエディングの認知度別に回答を細分化すると、面白い結果が見られました。オンラインウエディングを「知っていて具体的に説明できる」と回答した人の場合、オンラインの開催意向度は一気にアップ。88.7%が、「取り入れてみたい(取り入れた、取り入れてみたかった)」と回答しました。また年齢別での開催意向度も見ていくと、20代が最も高く45.3%。40代の32.1%と比べ、11.4ポイント上回る結果となりました。
では、オンラインウエディングを取り入れる、取り入れたい理由はどういったものでしょうか。「たくさんの人に見てもらいたいから」が最多で46.4%。次いで「便利そうだから」は43.8%、「遠方からも参列しやすい」39.6%、「参列者として招待できる人の幅が広がる」35.4%となりました。
そもそも新型コロナを機に広まったオンラインウエディングは、感染症対策から導入を検討するケースが当初は多かったと思います。一方で、会場別の開催意向度や、オンラインを取り入れたい理由のアンケート結果からも予測できるように、コロナにかかわらず、会場のキャパシティや双方の事情で、呼びたいけれど呼べないという状況も多いように感じます。実際に国内リゾートの場合は遠方になってしまうというケースが大半ですし、神社挙式はそもそも親族しか参列できないということも。また、レストランウエディングは会場のキャパシティの関係から、招待人数を少なくせざるを得ないケースもあるはずです。
実際に、当社サービスの導入式場では、コロナを機に減少していた参列者が現在ではコロナ前に近い数字まで回復していますが、挙式配信の組数も伸びており、全体の6割の方がリアルに加え、WEB参列も取り入れています。
オンラインウエディングは感染対策はもちろんのこと、それ以上に「多くの人に見てもらいたい」という新郎新婦のニーズを叶えられるサービスと感じます。現地での参列とオンラインのハイブリッドで、カップルの満足度はより高まるのではないでしょうか。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号)

