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キーマンに聞く

結婚式BGMの新サービス【USEN(USEN-NEXT GROUP) Wedding Market Unit部長 横山洸介氏】
USEN(USEN-NEX TGROUP 東京都品川区)が11月にリリースした、結婚式のBGMサービス【WEDDING MUSIC BOX】。CD原盤を持込む必要なく、新郎新婦はアプリからBGM用のプレイリストを作成。当日はiPadを活用して再生停止だけで対応でき、権利処理についても、サービス内に含まれている。夏のプレ導入から、既に70弱の会場で導入されるなど注目を集めているが、今後の対応などをWedding Market Unitの横山洸介部長に聞いた。
著作権説明のストレス軽減
――11月に出したBGMの新サービスが注目されています。
横山「ポイントは3 つです。式場・プランナー側で設定してもらう事業所用のWEB。作ったデータを新郎新婦に送り、そこで選曲してもらう新郎新婦アプリ。設定した楽曲をiPadに連携し、BGMとして流せるという3機能が一体となっています。権利処理も含まれていて、これまで一般的であったCDに焼いての運用に関しても、著作権の許諾申請の手間は不要。サビ出し、シーンに合わせた楽曲の演出も含めて、ワンストップのサービスとなっています。」
――当初は夏のスタートを計画していましたが、11月16日の正式リリースとなりました。
横山「導入してもらった会場の事例などを集め、信頼性をしっかりと担保するため、時間をかけてきました。もっとも当初の予定だった夏から既に動き出し、実際に式場の契約も増え、これまでに100件の結婚式で実証もしてきました。運用実績としては動作環境などの問題もなく、万全に進んでいます。忙しかった秋には、ほぼ全ての結婚式で当社のBGMサービスを運用したという会場もあります。」
――会場でオリジナルの進行を作っているような場合はどうするのでしょうか。
横山「進行に合わせてシーンの順番を入れかえる、オリジナルシーンの名称を手入力もできるようにしています。また新郎新婦それぞれに内緒にしなければならないサプライズは、アプリにはリンクされないようにして、リアルの打合せの際に、事業所の画面を使いながら選曲してもらう形も可能です。」
――現場プランナーの声、新郎新婦の声はいかがですか。
横山「会場は今までアナログでのやりとりを要していましたし、それこそ初めの段階で著作権の話もしなければならなかったわけです。また流したい楽曲はCD原盤を持って来てもらうなど、様々なストレスも生じていたのですが、サービスによって確実に軽減されているという話をもらっています。個々の新郎新婦用の設定のボックスを作る作業も簡単にできますし、プランナーのBGMに関する説明もこれまで以上にシンプルで分かりやすくなりましたから。」
横山「新郎新婦の声として、導入した会場から聞いた話では、楽しんで選曲をしてもらっているようです。サビ出しの設定についても、スマホで曲を聞きながら簡単に操作。再生位置を設定したところからの微調整に関しても最短0.3秒単位としています。新郎新婦としては、楽曲を追加、削除、シーンでの入れ替え、再生位置の編集の4つを設定するだけ。紙やメールでのやりとりも、会場に行っての打合せも、CD原盤を持っていく必要も無くなります。今のカップルは、こうした操作も慣れている点は大きいかと。アーティスト名、ジャンル名等で検索し、シーンごとに当社おススメの楽曲も設定しています。1 披露宴で30曲前後を選んでいますが、30分ほどあれば自分でプレイリストは完成します。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1・11日新春特大号)

