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オリジナルカタログは15社に拡大【タイムレス 代表取締役社長 横田哲郎氏】

オリジナルカタログは15社に拡大【タイムレス 代表取締役社長 横田哲郎氏】

 今年は過去最高の売上を見込んでいるのが、ギフト会社のタイムレス(東京都中央区)だ。コロナ禍の独占契約営業、オリジナルカタログの提案が効果を発揮している。外販比率を高める横田哲郎社長に、そのメリットを聞いた。

ホテルのギフトも入れ込む

――会場向けのオリジナルカタログギフトの契約社数が増えているようですね。

横田「もともとタイムレスは、グループ会社のノバレーゼのオリジナルカタログを作成し、毎年表紙や商品内容もトレンドを想定して切り替えています。これまでは、そのカタログを使いませんかと営業してきましたが、それだけでは思うように売上の伸びないケースも。ギフトだけで5 社、10社と取引している会場もありますから。そこで独占、もしくは一定の上代金額を超えた場合には、オリジナルカタログを編集しますという提案を進めました。編集費も印刷コストも、全て当社で対応。2019年からこうした営業を強化したところ、それまではノバレーゼとその他に2 社だったのが、現在では15社にまで増えました。コロナ禍でパートナーの見直しや、ギフト会社の撤退も増えたことは大きかったかと。」

――オリジナルカタログの内容は。

横田「表紙・巻頭部分を会場独自に変更しています。商品もホテルであればそこのギフトを含め、八ヶ岳の会場では周辺店舗の人気スイーツなどを入れています。私達でギフトを探し、協力してもらっている形。ホテルのギフト商品に関しては、当社で卸はしていません。すでに上代で売れているため、当社で仕入れると価格のバランスも合わなくなってしまいますので。基本、1 年に1 回新たに作成し、少人数結婚式に合うギフトといった希望に合わせた記事も入れ込んでいます。」

――カタログギフトそのものの進化も、今後は必要とのことですね。

横田「オリジナルカタログに関しては、例えば同じ企業グループでスイーツショップを運営していればその商品を、レストランを展開しているのであればドレッシングなども入れることにより、グループ全体の価値をカタログに込められます。また最近では、QRコードをかざすとデジタルで見られる、オリジナルのWEBカタログにも対応。引き宅も可能です。デジタル上のデザインや商品も変えることができますので、要は本にするか、デジタルにするか。また会場、商品の撮影に関して、グループの撮影ディレクション会社であるDoに依頼していますが、もともと会場の宣材写真も撮影しているため、統一したストーリーを訴求できます。オリジナル商品を開発しながら、カタログの価値を総合力で高めていく。カタログの中には、プランナーの選んだギフトといったページを入れることもでき、そうなるとオリジナルもあわさって、プランナーとしても積極的に新郎新婦へ提案してくれます。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1・11日新春特大号)