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連載3〔受付DXの活用:アンケートから導き出す単価アップの可能性〕受付係は必要か?利用者56.7%が望むスマートな結婚式【トキノスタンス Style Division R&D マネージャー 五十嵐悠氏】

連載3〔受付DXの活用:アンケートから導き出す単価アップの可能性〕受付係は必要か?利用者56.7%が望むスマートな結婚式【トキノスタンス Style Division R&D マネージャー 五十嵐悠氏】

 トキノスタンス(静岡県静岡市)が提供している無人受付システム【entele(エンテレ)】。これまで2回にわたり、利用者のニーズ分析・会場導入メリットを紹介した。第3回は、DX移行期の現状から『結婚式の受付の定義』に焦点を当て、実際の導入会場の事例と、アンケートに基づいた新郎新婦への効果的な提案を紹介する。(PR)

会場利用データでは、ゲストの平均人数が60〜70名と回復しています。ポイントとなるのは、まん防や緊急事態宣言が明け、これまで大人数で集まる機会がなかったからこそ、新郎新婦が結婚式の様々な要素を見直しているという点。受付を友人や会社の後輩に任せたところで、それは果たして円滑なのか?、スマートな結婚式なのか?そうした疑問から、WEB検索・広告からリーチし無人受付の選択肢が生まれているわけです。

人数帯は利用者データによると、一時の減少に比べ今年の年明けから全体でコロナ前70%に回復。多人数施行に導入も相次いでいます。現在、entele利用者はtoC70%、toB30%の割合。昨年9 月のサービス開始当初は広告の半分を感染対策・密回避をキーワードにPR。一方、直近のアンケートでは申込み理由に、1 to 1 メッセージやオリジナルページ制作などenteleのサービス自体への関心が54%を占め、コロナ禍だから無人受付を選択しているわけではないとの意外な結果になりました。

直近のアンケートでは、問合せ・申込みの56.7%が、受付の効率化で検討したと回答。人数が多いからこそ、ゲストに負担を与えないスムーズな受付にニーズが集まっているのです。式場で新郎新婦の真のニーズを把握しているのはプランナーであり、こうしたデータがある以上非接触・密回避に加えて、スマート化でアプローチするのもセールスに必要と言えるでしょう。無人受付の移行期 複数会場を運営する企業において、デジタル推進を進めているA会場の事例を紹介します。こちらは、今後社内でデジタルコンテンツを横展開する方針に基づき、テスト会場としてWEB招待状・デジタルギフト・無人受付などを初期見積もりに組み込んでいます。最先端で新郎新婦・ゲストにとっても効率が良く、スマートな結婚式を作り上げるブランディングも含めた施策です。当社のenteleは受付から伝える新たなおもてなし演出および効率化アイテムの1 つとして採用されました。

見積もりに組み込んでいると聞き、皆さんは「既に受付係を新郎新婦が依頼してしまっていたら?」と思うでしょう。その場合も問題ありません。当サービスの最大効果はもちろん無人受付ですが、有人では更にスマートに活用することができます。なぜなら、スマホ操作に困っているゲストへのお声がけや、スマホを忘れた方用の紙チケットのお渡し等、補助をしてもらう役としての受付係を依頼することでより手厚い受付けでのおもてなしをおこなうことができるからです。

あくまでenteleという『システム活用』を前提とし、ゲストが困っていたらサポートするという意味での受付係。それを友人に依頼するのか、運営スタッフが担当するのか、もしくは完全無人で困ったことに関しては、全て案内ボードで解決するか、方法は様々なのです。

当社は、今後5 年以内に結婚式やそれに類するイベントでの受付自体が現状よりも利用者および会場の双方にとってもっと利便性の高い、合理的なアプローチのツールになると確信しています。現状toC利用が多いことからも、結婚式におけるDXアイテムに対してのリテラシーはtoCの方が高いといえ、今後各社はそのニーズをいち早くキャッチしていく必要があります。現状はその移行期であり、DX・スマート化を見越してenteleを導入する際は、受付業務自体の変化を視野に入れなくてはなりません。

また、現状のtoB利用の主な検討理由においては、省人化システムとしての導入が多いものの、利用が相次ぎ各会場ごとに新郎新婦のニーズを分析、スマート化が主流になれば無人化はさらに定着していくでしょう。

 (詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月11日号)