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キーマンに聞く

昨年9月から子ども食堂開始【ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋 執行役員総支配人 島原東氏】
2020年から地域内の社会貢献に積極的に取り組んでいるANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(名古屋市中区)。老人ホームにホテルメイドのパンを届け、2階レストランで子ども食堂を開くなど、様々な施策を実践している。自治体と連携する重要性も含め、執行役員総支配人・島原東氏に考え方を聞いた。
地域のためにできることから
――地域貢献の取り組みは、老人ホームにホテルメイドのパンを贈ることから始まりました。
島原「コロナ禍に入った、2020年3 月~ 4 月にかけて実施しました。外出・移動の自粛要請によって、特に感染リスクの高い高齢者たちの集まる施設では外出が難しくなっていました。そこでホテルのパンを届けることを企画しました。もっとも当時は感染対策が非常に重要であったことから、届ける方法などを事前に確認。入口での受け渡しであれば受け入れ可能という施設があったので、料理長とも話して取り組みをスタート。始めてからも1 ヵ月ほどは先方と連絡を取り続けながら、まさに試行錯誤しながら進めました。50~70個を焼いて、毎週2 施設に届けていました。」
――緊急事態宣言が発出されてからは、レストラン営業自体を一時休止しなければなりませんでした。その際の対応は。
島原「私たちも自社での対応に追われ、先方とのきめ細かなコミュニケーションを取りにくい状況になりました。直接届けに行くことが難しくなったため、お弁当や惣菜等のテイクアウトメニューを商品化。デリバリーサービスの活用、ホテルでの受け渡しによって提供できる態勢を整えました。」
――昨年9 月からは『SDGs子ども応援プロジェクトグランコート子ども食堂』を立ち上げました。現在も継続しています。
島原「地元で子ども食堂を取りまとめている団体と連携し、発信・案内をしてもらうことで、支援する対象の人たちへスムーズに情報を届けることができます。ホテル2 階『カジュアルダイニングガーデンコート』に、ランチ営業終了後の15時から17時の間にひとり親世帯の家族を招待し、無料で食事をしてもらっています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月11日号)

