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医療従事者による感染症対策【イーイング 代表取締役 長尾夢香氏】

医療従事者による感染症対策【イーイング 代表取締役 長尾夢香氏】

 イベントなどに医療従事者を派遣するイーイング(名古屋市中区)は、ブライダル業界に向けた【コロナ後の医療サポートウェディング】を提案している。テレビ、CM撮影などエンタメ業界に向けてコンサルティングをしている感染対策を、ブライダル分野にも広げていく考えだ。代表取締役の長尾夢香氏に、今後の展開など話を聞いた。

登録看護師は4000名

――2016年に起業しましたが、主なサービスは。

長尾「大型フェスをはじめ、各種イベント、展示会において、救護室の企画や運営、管理などをしています。看護師や医者といった医療従事者の人材派遣も行っており、8 月時点で登録医師の人数は全国で2500名。看護師は4000名に達しています。」

――起業した年から、ブライダル業界での『医療サポートウェディング』も、すでにスタートしていたそうですが。

長尾「一例として、マタニティウエディングが増えてきたなかで、妊娠中に起こりやすいトラブルの講習などを展開してきました。もともと当社では、エキストラも多く参加する大型の撮影案件での医療監修のほか、感染症対策のマニュアルを制作。最近のテレビを見ると分かる様に、現在エンタメ業界は対策を図りながら日々撮影に臨んでいます。当社ではCM撮影時の医療監修も手掛けており、大手広告代理店との繋がりもあることから、現在は1 日あたりCM約20本の感染症対策の監修をしている計算です。」

長尾「このサポートを、ブライダルにも積極的に展開していきたいと考えています。もともとノロウイルスなどの起きる可能性もあったことから、婚礼業界は感染症対策を比較的できていた業界の1 つと言えるでしょう。一方で、7 月からの第7 波により、コロナの感染者数は一気に増加。潜伏期間などもあることから、施設利用者のなかから感染者を1 人も出さないのは、どうしても難しいわけです。陽性者が1 人いることを想定し、濃厚接触者を出さない運営が重要になってきます。」

 (詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)