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キーマンに聞く

第5回《アレルギーの授業》八芳園のアレルギー対応を聞く【CAN EAT 代表取締役CEO 田ヶ原絵里氏】
◎八芳園のアレルギー対応手法
ホストタウン2020で海外要人を迎え、さまざまな食の多様化に対応できることで国内外からの絶大な信頼を得ている八芳園。その信頼のベースになっているのが婚礼のアレルギー対応です。今や左利きと同じぐらいの数と言われるアレルギーがあるゲストに、どのような手法で対応しているのでしょうか。今回、統括支配人関本様を中心にインタビューをしました。
◎八芳園に来たら、宗教や体質に関わらず皆さんに満足してもらいたい。
「まだまだアレルギー対応が難しいと感じる式場さんも多いかと思います。今も『色々なところで断られたけど八芳園ならなんとかならないか』というご相談の電話が絶えません。八芳園のアレルギー対応の歴史は長いのですが、その根幹には『食事制限を理由にNOを示すことは差別に繋がるのでは』という考え方があります。自分たちが続けられる負担の範囲内で、来ていただいた全てのゲストにどう満足していただくかの工夫をしています。」
◎対応のポイントは「ゲストから直接正確な情報を仕入れること」
「これまでのアレルギー対応で最も課題だったのは、得た情報が当日ギリギリまで正しいかどうか分からないという点でした。特定原材料7 品目であれば問題ないのですが、それ以外のご申告については料理長と確認しないと何を聞いたらよいのかプランナーは分かりません。新郎新婦、プランナー、料理長、ゲストの間の情報の往復で、以前はお食事制限が当日朝ギリギリに発覚するなど、業務の逼迫が多くありました。そのため今はCAN EATを利用し、QRコードから情報を直接ゲストに入力いただくようにしています。今は遅くても2 週間前には最終版の情報が手に入り、当日申告もほぼ無くなりました。披露宴当日の朝の準備に余裕ができ、料理長もより料理のクリエイティビティを磨くことに集中できています。」
◎新郎新婦様の高い評価の声
「CANEATのご説明をする際は、『お料理が決め手だからこそ、ゲストの皆様への安心安全を提供したい』という思いを伝えています。最近は身近にアレルギーがある方が多いのと、ゲストへの確認をアレルギー知識のない新郎新婦がすることは難しいので、お二人からも「すごく助かります!」と共感いただいています。今後は配席表への自動連携が可能になったということで、更なる効率化を楽しみにしています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月21日号)

