LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

第2回《ブライダル業界の法律問題―弁護士の視座―》〔ネットリテラシー①〕クラブハウスは外部発信に注意を【リフト法律事務所 代表弁護士 川村勝之氏】
Twitter、Facebook、TikTok、Instagram等、様々なSNSがありますが、全て利用規約が定められています。利用規約は、サービス提供会社とユーザーの一種の契約です。事業でSNSを利用する場合は、利用規約違反でアカウント停止等にならないよう、必ず利用規約を確認しましょう。
今回は2020年末から日本でも流行り始めた音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」の利用規約を確認します。クラブハウスは、ルームと呼ばれる部屋に入り、そこで語っている人の話を聞いたり、自分がルームで語ったりする等、リアルタイムでの「話す、聞く」を中心とした音声コミュニケーションSNS です。
クラブハウスの利用規約は英語で公表されています。特徴的なのは、クラブハウスでの会話は、話し手側全員の「明示的な書面での同意」がなければ、「record」(記録)が禁止されていることです。「record」には、録音だけでなく、手書きのメモ等も含めた記録行為の全てが禁止されています。
また、話し手が「オフレコ」として明示的に秘密と指定した内容は、他で共有してはならないとされています。そのため、オフレコと指定された内容については、誰かに話したり、SNS投稿することは規約違反となりますので注意しましょう。
クラブハウスを利用して情報発信や交流をする場合は、利用規約の特性を把握した上で、外部共有をしてよいものと秘密にしたいもの等を区別して利用してください。このようにSNSの利用規約は、禁止事項だけでなく、サービスをより有効に活用したり、楽しむためのヒントにもなりますので、確認してみてください。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)

