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都市部からの受注「年間 30 組」【アンジェ・21 代表取締役 野村広子氏】

都市部からの受注「年間 30 組」【アンジェ・21 代表取締役 野村広子氏】

 地域内の競争が激化する今、地方会場の生き残り策の一つが『Uターン婚』だ。都市部に流出した人たちをターゲットに、結婚式はやっぱり地元でという意識にアプローチしていく。地域内のニーズはもちろんのこと、全国にまで視野を広げることで新たな可能性が生まれる。島根県出雲市にあるアンジェグレースガーデンの、大都市圏からの集客成功事例には多くのヒントがあふれている。

 ――東京、大阪の大都市圏からの集客に成功しています。
 野村「当社の運営するアンジェグレースガーデンは、出雲大社から車で5 分の立地にあります。その関係で、出雲大社での神前式を取り扱っています。『出雲大社、結婚式』で検索すると、当社のサイトが上位に表示されており、そこから問い合わせが来ます。特に東京、大阪といった県外からの問い合わせが増えており、昨年は受注数も30組を超え、年間6000万円に達しています。数年のうちに、県外顧客だけで1 億円以上にまで伸びる見込んでいます。」
 ――大都市圏から出雲への結婚式を考えると、少人数のリゾートウエディングのようなイメージとなりますが。
 野村「当社では、10名の家族を想定した挙式のみのプランも設けていますが、最終的には平均50名を超え、披露宴や会食会も含めて一人当たり4 万円となります。つまり1 組200万円以上です。理由の一つとして、問い合わせをしてくる顧客のうち半分が、新郎新婦共にまたはどちらかが島根県出身ということがあります。今は東京・大阪で働いているものの、結婚式は地元の有名神社である出雲大社でという人たちです。こうしたケースでは、親族や友人が島根に在住していますので、その分列席者数も増えていきます。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月11日号)