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キーマンに聞く

【この人に聞く】勤め先のHPをチェックし情報収集【PEANNE 代表取締役/プロデューサー 岩泉ピアンさん】

【この人に聞く】勤め先のHPをチェックし情報収集【PEANNE 代表取締役/プロデューサー 岩泉ピアンさん】

  PEANNE(東京都足立区)の代表取締役/プロデューサー・岩泉ピアンさんは、「プランニングに活かすためのカップルの情報を得るには、信頼関係の構築が欠かせない」と語る。心をオープンにし、なんでも話せる状態をどのようにして作るべきか。コミュニケーションのヒントを見つけ出す、明日からでも出来る接客のノウハウを追った。

 現在はフリーランスとして活動する岩泉さん。以前は新規、打合せが分業制の大手ゲストハウスに勤務しており、プランナーデビュー当初は特に辛い経験をしたという。
 岩泉「『男性スタッフはちょっと…』と、プランナーのスキルではなく、性別だけで距離を置かれてしまったこともありました。それが1 組だけならまだしも、数組続いた時は悲しかったですね。男性プランナーに対してネガティブなイメージを抱くカップルがいるのであれば、しっかり向き合ってその不安を払拭したいと。分業制の会場でしたので、引き継ぐ際には担当した新規スタッフから電話を入れるようにしました。『打合せのプランナーは男性スタッフになります。なんでも話を聞いてくれる頼れる存在ですよ』と一言添えて、少しでも安心してもらえるようにしました。新人だから信頼できない、フリーランスで経験があるから大丈夫だろうではなく、ウエディングプランナーは結婚式という未来を託せる絶対的な存在であるべき。そのためには、時間をかけてカップルとの信頼関係を築いていく必要があるのです。」
 ブライダル業界の特徴として、男女同時に接客することが挙げられる。
 岩泉「男性脳、女性脳という言葉があるように、男女は全く別の生き物という見解を持つ研究者もいるほど。ウエディングは異なる性別の2 人を同時に対応することが多いわけですから、接客にも変化が必要です。例えば料理の説明。男性に対して『この料理は見た目もカラフルでキレイ。インスタ映えしますよ。ゲストも写真を撮って喜んでくれますね』と言ってもなかなか響きません。一方で、『食材は〇〇産のモノにこだわり、それぞれの味が引き立つよう野菜は全て調理過程を変えています』など、事実に基づく話に男性は興味を持ちやすいのです。女性に対しては、可愛い、素敵、オシャレなど感情に共感することも重要。性別だけでなく、相手に合わせて変化球を投げなければ、結果として見当違いな接客になってしまい、相手の心を開くことはできません。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月1日号)