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【この人に聞く】内覧で夢を見させる時代は終焉【Coco style WEDDING フリーウエディングプランナー 荒井さやかさん】

【この人に聞く】内覧で夢を見させる時代は終焉【Coco style WEDDING フリーウエディングプランナー 荒井さやかさん】

  新卒でブライダル企業に入社後、27歳で独立。北海道・札幌を中心にフリーウエディングプランナーとして活躍するCoco style WEDDINGの荒井さやかさん。会場時代には成約率85%以上をマークし、新人プランナーの育成も担当した経験から、セミナー講師、企業向けコンサルティングも手掛ける。これからの時代のプランナーに大切なポイントは、会社としてそのサービスの実施に至った想いを伝えることで、顧客に心から納得させることだと語る。

――アイテム、サービスの意味、導入に至った背景、想いを伝えていくことが必要だと。
荒井「これまでは新郎新婦に素敵なショールームを内覧させて結婚式への夢を膨らませてもらう接客でしたが、その時代は終わったかと。これからは『このプランナーに頼めば素敵な結婚式ができる』という世界観を見せつつ、商品やサービスが生まれるまでをストーリー化することで、カップルが興味を示さないものや、本来ネックとなる点でもセールスポイントにしていくことが大切です。」
荒井「例えばバンケットにプロジェクションマッピングを設置している会場の場合。接客時に、これが当施設の売りですと単純にアピールするのではなく、なぜ導入したのかを語っていく。『2 人が中座している時でも、新郎新婦がゲストに感謝を伝える映像などを流すことで、来場者に楽しんでもらうための演出です』など。プロジェクションマッピングに興味はなくてもゲストをもてなしたいという志向が強い2 人ならば、この説明が決定要因のひとつになる可能性もあります。」
――プランナーとしてきちんと説明し顧客に心から納得してもらうことが大切です。
荒井「例えば、打合せは4 回までと回数制限がある場合。この4 回は説明の時間ではなく、カップルと結婚式のイメージを正確に擦り合わせるための内容の濃い時間であることを伝えていきます。音楽で例えるなら、打合せはオーケストラの全体練習の時間。個人やパート練習は事前に済ませてもらいます。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)