自己理解、他社理解を深めることを目的に、30個の項目に回答してもらい3 タイプ別コミュニケ―ション診断を行っているLe beau monde（東京都新宿区）の立石麻由子社長。この診断を基に、個人向け、企業向けの研修を実施している。

「個人向け講座は5 年目になりますが、1 回のクールで5 名前後、これまでに100名が受講しています。この個人向け講座に営業コミュニケーションの要素を加味した企業向け講座も実施していて、今年に入りブライダル向けもスタート。成約率アップを目的として、2 社に提供しました。」（立石氏）

研修内容はまず、苦手な顧客、苦手と思う理由を知る上で、自己理解を図っていく。決めつけている自分を受け入れるところからスタートするわけだが、自分と他人の受け取り方の違い、マインドを正しく変えるだけで結果が変わることを初回でマインドセットする。それをベースに、3 タイプ診断を実施。診断は自己理解と共に、営業相手である相手の傾向も把握し、その対応方法を学んでいく。

「気遣いタイプ、きちんとタイプ、天才肌タイプの3 種類ですが、その見分け方、攻略方法も分かりやすく解説していきます。苦手なタイプに対し、何に気を付ければいいのか分かる早見表も用意。例えばブライダルの場合、天才肌タイプであれば、何かを説明する際に映像を見てもらうなど、入り口も大切です。」（立石氏）

この3 タイプ別診断に基づいて、成約率アップの目的に応じたコミュニケーションスキル向上を図っていくのが流れだ。営業のみならず、社内コミュニケーションにも対応する。

（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月21日号）