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  • 料飲
  • 25.04.15

明治期のフレンチを再現したメニュー【ノバレーゼ】

ノバレーゼ(東京都中央区)は4 月21日から、運営する旧桜宮公会堂の築90年を記念し、明治時代のフレンチを再現したフルコース【明治の饗宴】を販売する。6 月末までのランチタイム限定とし、価格は7 品のフルコース6300円。5 品のハーフコースは4800円。
1935年に明治天皇記念館として建設され、ローマ神殿風の重厚な石造りの正面玄関は国の重要文化財に指定されている同施設。現在はノバレーゼが結婚式場、レストランとして運営している。
今回の記念フルコースは、同施設の料理長・藤田将人氏が、数少ない資料を手掛かりに調理法から試行錯誤して再現。明治時代の宮中で午餐、晩餐で振舞われたメニューを提供する。料理名も『蜿豆(えんどう)ポタージュ』、『白葡萄酒蒸鴨(しろぶどうしゅむしがも)』など当時の言葉で表示することで、明治時代の雰囲気を演出。昨年実施した料理フェア『明治の晩餐』で提供した『蒸鮭凍凝物(むしさけよせもの)』を除き、全て新作メニューで構成する。
「当時振る舞われていた料理に、かなり近い仕上がりになったと思います。よりロマンチックな気分を味わってもらえると嬉しいです。」(旧桜宮公会堂料理長・藤田将人氏)

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月11日号)