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  • 25.04.02

プランニングアワード開催【滋賀ウエディング協議会】

滋賀ウエディング協議会(滋賀県大津市)は2月20日、【第7回滋賀ウエディングアワード】を北ビワコホテルグラツィエで開催した。グランプリはホテルボストンプラザ草津の和田梨沙さん、準グランプリはDramatic Scene Wedding NIHOの中澤萌々香さん、審査員特別賞はアクアテラス迎賓館大津の戸松美々菜さんが受賞した。
2016年4月に発足し、8社10施設のホテル・式場と、関係企業21社が参画している同団体。『結婚式を通じてより多くのHAPPYなファミリーを創出する』をスローガンに掲げ、結婚式文化の継承や、滋賀で幸せを育むカップルの応援をテーマに様々な活動を展開している。
その一環で実施しているのが同アワード。結婚式の素晴らしさを伝えるためにはプランナーのスキルアップは必要不可欠との考えのもと、加盟式場から1名ずつプランナーが出場し、自慢のウエディングを発表するアワードを毎年開催している。
グランプリを受賞した和田さんは、『SPICY WEDDING』をテーマに発表した。担当したカップルは大きく4 つのやりたいことがあり、そのうちの1つは『お色直しカット』。あえて余興をなくしてゲストと関われる時間を大切にする2 人だったことから、和田さんはヘアカットによって中座が長引くことを懸念。ゲストにとっても“食事会”になってしまい、中だるみの生じる可能性に2 人の意向との矛盾を感じ、代わりに『2次会前カット』を提案した。2人は快諾し、新婦は2 次会でショートカットヘアを披露。ゲストからも大好評だった。
カップルのリクエストを叶えると同時に、パーティー全体を俯瞰して見た提案が高く評価された。和田さんは、「私という“スパイス”を加えることで、より良い結婚式にアレンジできることを体感できました」と話した。
「アワード開催にあたり、滋賀にはこんなにも素敵な式場とプランナーがいることを、毎年嬉しく感じます。それと同時に、この素晴らしい結婚式を衰退させてはいけないという気持ちにもなります。プランナーのスキル向上と合わせて重視しているのは、学生へのアプローチ。審査員を務めたのは業界関係者の他に専門学校や短大の10名の学生で、プランナーへの憧れを醸成していけたらとの考えです。実際に表彰式後の懇親会では、学生自ら積極的にプランナーに話しかける姿も見られるなど、採用活動としても効果が出始めています。」(会長・倉橋広樹氏)

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月1日号)