ウエディングプロデュースのホライズンリゾートパートナーズ（東京都港区）は昨年11月29～12月1 日の3 日間、世界遺産の日光社寺を照らす『ライトアップNIKKO2024』にて、【日光世界遺産Night Wedding】を日光二荒山神社で開催。3 組の公開神前式をプロデュースした。
2016年から毎年実施し（2020・21年はコロナにより休止）、昨年7 回目を迎えたナイトウエディング。「神前式の参列経験がない」との声も多いことから、公開挙式を通じて和婚の価値を発信すると同時に、ウエディングコンテンツで日光を盛り上げることも目的の1 つとしている。
日光市観光協会、SNSなどで参加カップルを募集したところ、応募は20件以上となった。日光でのエピソードなども記載してもらい、3 組を選出した。
日光社寺の世界遺産登録25周年であったことを記念し、史上初の『夜間神橋渡橋神事』を実施。同社はこれまで、日光エリアで累計3000組の挙式をプロデュース。その実績が認められ、特別企画としての開催に至った。神橋は常時夜間にライトアップしているものの、今回のイベントではライトの数も増やしてさらに明るく。事前にアナウンスをするなど告知にも注力し、より多くの観光客に見てもらえるようにした。当日は、和装カップルのイラストを入れたイベント限定御朱印も神社と共同で用意し、好評を博した。
「今回参加したカップルのうち1 組は、2 人の子を持つ地元夫婦。和装姿のお母さんを見た子どもは、『ママ可愛い！』と側を離れない姿がとても印象的でした。昨年の公開挙式を見たことを機に応募を決意したカップルからは、『公開スタイルの特別な挙式で忘れられない思い出になった』と、高い満足度に繋がりました。」（取締役ウエディング事業部長・本田春江氏）

（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号）