4月7日に、7都府県に対して発令された緊急事態宣言。順次全国に拡大し、全て解除されたのは5月25日であった。実質1 ヵ月半の期間、社会が止まることになった。ブライダル企業の対応は、T&Gがその日の午前中には全国の施設を対象とした臨時休業を発表。その他の各社も、相次いで同様の対応を決定した。
　施設を臨時休業としたことで、新規接客、施行は自ずとストップすることになった。また打合せに関しても、店舗スタッフを感染予防の観点から休ませるという決断に至ったケースが多かったため、一部本社対応、コールセンター対応に限られた。先の状況を見通すことのできない不安を持ちながら、担当が決まらない、また決まっていても担当が休みで施設に連絡しても休業。本部ではよく分からないという対応をされ、不信感を高める顧客が増えていった。
（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号）