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  • プランナー
  • 20.08.01

〈私の感動結婚式〉MCとして結婚式を創る

 ウエディングプロデュースや司会者派遣のアクアプレイス(埼玉県川口市)のプランナー兼ブライダルMCの奥山令子さんの思い出の結婚式は、30年前にMCとして担当したシングルマザーの結婚式。それまで結婚式は祝福されて当然、幸せだからできるものと考えていたのが覆されたと話す。

 奥山さんは地方局のアナウンサーとして活躍していた一方、母親からの勧めで幸せな場のサポートをする婚礼司会を務めていた。ある日ホテルから声がかかり、1組のカップルの結婚式を担当することになった。
 「当日、式が始まる前に花嫁と会ったのですが幸せな日にもかかわらず浮かない表情でした。実は新郎は初婚だったのですが、彼女は再婚。シングルマザーとして4、5歳の女の子を1人で育てていました。2回目であることや子供がいることに、夫の親族から同意が得られていなかったようで、『やりにくい中で申し訳ないですが…』と、状況も話してくれました。」
 挙式の雰囲気を変えたのが新婦の娘だった。2人が入場した際、母親に向けて『ママ、綺麗!』と素直な言葉を放つと、会場全体の空気が柔らかくなった。
 「この結婚式に携わったことで、その場で家族になる披露宴の価値を感じました。たった一言で家族の関係性も変わるのだなと実感。この頃からブライダル司会者は空間全体を創る責任のある仕事だと改めて感じました。カップルだけでなく当日来てくれたゲストが『本当によかった』と味わえる式にしたいと思いました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月21日号)