皆さんこんにちは。ウエディングパークの菊地亜希です。毎回テーマを変えて最新ネットプロモーション事例を紹介している本連載。最終回の今号では、年末年始のプロモーションにぜひ参考にして頂きたい、「いまどきカップルの式場探しトレンド」を紹介します。
　自分たちらしい結婚式は近年ますます重視され、カップルが能動的に情報収集しながら式場を探す傾向は強まっています。雑誌を見る、イベントに行く、クチコミサイトで評判を確認する、公式HPやSNS、オウンドメディア等を確認する…というように、オンラインもオフラインも活用した複雑な情報収集行動が最近の特徴。カップルの情報収集力向上により、とりあえず下見ではなく、事前の情報収集で3 軒ほどまで候補を絞ってから見学に行く、という流れも増えてきました。
　弊社が今年9 月に実施した会員向けのアンケート調査によると、結婚が決まってから式場を決めるまでの期間は、3 ヵ月以内という方が全体の約60%を占めます。カップルたちはこの期間で、雰囲気や立地、設備、料理、料金プラン…と様々な点で検討を重ねているということ。この興味多様化の流れは、のちにパーソナライズされた情報発信の必要性へと繋がっていきます。日々移りゆくカップルの興味にあわせて、自会場のPRポイントをベストなタイミングで発信し、興味を持ってもらうことが求められています。
（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月21日号）