NEWS

ニュース

  • コンサルティング
  • 18.01.10

Wシーンでの豊富な介護事例【ブライダルコンサルティング有力企業ガイド/フォーハート】

 結婚式での介護を、準備から当日までサポートする「ケアエスコート事業」を展開するフォーハート。経験豊かなスタッフによる豊富な式場での施行事例を誇り、昨年夏から会場スタッフへの研修もスタート。徐々に需要が増加しているという。要介護者が式に参加するにあたり、配慮が必要な点とは。取締役部長・竹森利恵氏に話を聞いた。

――少子高齢化および晩婚化に伴い、年配のゲストの参加は今後ますます増加していくと予想されます。
 「特にブライダル業界では顧客の増減に直結する『少子』にフォーカスしがちですが、必ず後に『高齢』が伴います。近年は花嫁の祖父母だけではなく、両親へのサポートの依頼も。アレルギーに対して配慮する会場は増えてきました。それに比べて高齢者への認識はまだ十分とは言えません。結婚式には注意すべきシーンが数多く存在しています。例えば食事中は誤嚥、化粧室など中座する際には転倒の可能性など。これまで『要介護者の対応は身内で』と式場側は踏み込まない場合が多かった。しかし急激な体調の変化などによる、手を差し伸べることが必要なシーンも発生しています。その場合独学でサポートしていることがほとんど。しかし高齢者の心身は私達とは全く違う。お見送りの際、手を振っただけでバランスを崩してしまうこともあるのです。若い人には思いもよらない危険性を認識するためには専門家による基礎研修が重要だと考えます。」
――会場に応じた研修のため、依頼を受けたらまず現地の下見に行き、当日はミーティングから開始。その後実際に介護体験に移ります。
 「式場スタッフが一番手助けする場面が多いのは、車いす介助です。しかし実際には、簡単な操作方法しか知らずに介助しているのが現状。何をしてしまったら事故につながるのか、持ち上げる際はどこを持つべきかなど、しっかりお伝えしています。また、実際に車いすに乗るのと、押すのでは感じ方が全く違うので、式場スタッフに乗っていただいて、段差の昇り降りを体験してもらいます。他にも降りるときの向きが分からず、前を向いたまま階段を下っていったケースもありました。自分が当事者とならなければ、何が危険なことかは中々分からないものなのです。また、車いすに関して、自走式と介助式の違いを認識せず施設に備えている場合が非常に多い。介助式はハンドルにブレーキがあり、タイヤも小さい。狭いスペース等でも小回りがきくので、結婚式での介護はこちらの使用をお勧めします。」
――どのような場合に手を差し伸べる必要性があるのか分からず、躊躇してしまう会場スタッフも多いかと。
 「特に女性ゲストに多いのですが、体を触られることに抵抗があり『自分で出来る』と言う参列者も中にはいます。しかし一番優先しなくてはならないのは、危険にさらさないことです。介助の申し出を断られても、ふらついている場合にはすぐに手助け出来る位置に待機しているように伝えています。また、トイレのお手伝いは人によってさまざま。個室にまで付き添うようなデリケートなサポートに関しては、言葉を選びスマートに対応するよう心掛けています。」

◎連絡先:03-6804-8293
◎URL:https://care-escort.com/